JR東日本、在来線3分の1相当が赤字…100円稼ぐのに1万5千円超かかる区間も

JR東日本は28日、利用者が極めて少ないローカル鉄道35路線66区間の収支を初めて公表した。在来線の3分の1に相当し、すべて赤字だった。地方での鉄道利用者の減少は全国的な課題で、コロナ禍が打撃となり鉄道各社は赤字路線を支える余力を失っている。バス輸送への転換などを念頭に、持続可能な公共交通のあり方を検討する動きが本格化しそうだ。

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