160人死亡した三河島事故62年、安全への願い今も…「大切な人が乗っている思いで運行を」

62年前の5月3日、東京都荒川区の国鉄三河島駅付近で、列車が多重衝突し、160人が死亡した。国鉄の全線で「ATS」(自動列車停止装置)が整備されるなど、鉄道の安全対策が進むきっかけになった三河島事故。当時、遺体の安置所になった近くの寺には、今も鉄道各社が社員研修で訪れ、安全への誓いを新たにしている。(竹田迅岐)

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