全線存続でもバス転換でも…黒字化は期待薄、山口・岩国の3セク「錦川鉄道」の存廃論議が山場

山口県岩国市の第3セクター・錦川鉄道の錦川清流線の存廃論議が山場を迎えている。開業から赤字が続いていることを受け、昨年度から同線の将来的なあり方について検討を続けてきた市は、現状維持や全線バス転換など四つの案を内容とする報告書案をまとめた。2025年度以降に1案に絞る形で結論を出す。