JR東日本の70代社員が博士号取得、「鉄道事故防ぐ」安全対策を論文に

国鉄時代から鉄道の安全対策に携わるJR東日本安全企画部の片方(かたがた)喜信主幹(73)が、筑波大大学院で鉄道の事故防止技術に関する論文をまとめ、博士号を取得した。古希を過ぎて書き上げた論文は、事故対策の歴史をひもといた労作。「究極的な安全を実現するための対策にゴールはない」と話している。(竹田迅岐)

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