北海道新幹線の2030年度末札幌延伸開業は困難に JRTTが「数年単位の遅れ」を国交省に報告(北海道)

2022年後半から一部で懸念が示されていた北海道新幹線の工事遅延が、建設主体の鉄道建設・運輸施設整備支援機構(JRTT)から正式に表明された。JRTTの藤田耕三理事長は2024年5月8日、斉藤鉄夫国土交通大臣に面会して「2030年度末に予定されていた、北海道新幹線新函館北斗~札幌間(212キロ)の開業は困難。開業時期は未定で、数年単位で予定より遅れる」の見通しを報告した。

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