「北陸トンネル火災事故」の悲劇はなぜ起きた?鉄道の安全対策50年の歴史

50年前の1972年11月6日、北陸本線敦賀〜南今庄駅間の北陸トンネルを走行中の急行列車で火災が発生し、乗客・乗務員30人が死亡、714人が負傷する「北陸トンネル火災事故」が発生した。悲劇はなぜ起きたのか。そして、事故の教訓は現在の安全対策にどう生かされているのか。(鉄道ジャーナリスト 枝久保達也)

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