銭高組が4億円申告漏れ 鉄道線路工事でリベートも 大阪国税局指摘

中堅ゼネコン・銭高組(本店・大阪市)が2021年3月期までの4年間で、約4億円の所得の申告漏れを大阪国税局から指摘されていたことが、関係者への取材で判明した。うち鉄道線路工事に関連する約4500万円は、下請け業者から受け取ったリベートとみなされ、悪質な所得隠しと判断された模様だ。重加算税を含めた追徴税額は1億円超に上るとみられ、同社は既に修正申告を済ませたという。

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