クルーズトレインの全国的ブームを巻き起こしたJR九州の豪華観光列車「ななつ星 in 九州」がこの秋、運行開始9周年を機に車内を刷新する。客車7両のうち、現在ダイニングカーとなっている2号車に、イベント用としても使用できるサロンと、九州の銘茶をその場で点てて提供する本格的な茶室を新設。食事は1号車のラウンジで楽しめるようになる。3室のスイートルームを設けていた3号車は、4席のみの贅沢なバーラウンジと、九州各地の工芸品の展示やグッズを販売するギャラリーショップに生まれ変わる。全体の定員は現在の14室30名から10室20名に変更となり、乗客一人ひとりにより寄り添ったサービスが提供できるようになるという。