川崎重工がバングラデシュMRT新型通勤車両6両編成を初出荷、神戸港から首都ダッカの車両基地へ

川崎重工は、バングラデシュのダッカ都市交通会社(Dhaka Mass Transit Company Limited:DMTCL)むけ都市高速鉄道(MRT)6号線車両を神戸港から出荷。

神戸港を船で発った車両は、川崎重工と三菱商事が2017年8月に共同で受注した24編成(144両)の初編成(6両)。2021年4月に首都ダッカの車両基地に到着し、その後、現地での納入整備、走行試験等を経て DMTCL に引き渡される。

同車両は20メートル級の通勤車両で6両編成。24本144両をつくる計画。軽量・高耐久性を特長とするステンレス製車両で、サイズは19.8m(長さ)2.95m(幅)4.1m(高さ)。

客室内には室内用CCTVカメラ、車外にはワンマン運転時に乗降客やプラットフォームの状況を確認するための車外用CCTVカメラを装備する。

また客室内の乗客だけでなく、乗降客やプラットフォーム上の安全にも配慮。さらに大容量空調装置を1両につき2台搭載し、高温多湿の現地環境においても快適な車内環境を実現する。

新型車両が導入される都市高速鉄道(MRT)6号線は、バングラデシュで初めて建設されるMRT。ダッカの中心地を南北に結ぶ全長約20km、16駅で構成される全線高架の路線。

ダッカのMRT開発は、日本政府のインフラ輸出戦略等の下で、計画策定段階から一貫して国際協力機構(JICA)がバングラデシュ政府の支援を行い、6号線はJICAが同政府との間で結んだインフラ整備支援に関する円借款契約により建設がすすめられている。

現在ダッカでは、6号線以外のMRT建設も計画中であり、経済発展と都市化の進展により、今後MRT車両の需要が継続的に増加することが期待されている。

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