近鉄名物 鮮魚列車を担った2680系3両、廃車 解体か

三重県漁港に早朝揚がった海鮮類を大阪・奈良へ運ぶ行商人のために運行されていた、近鉄 鮮魚専用列車(鮮魚列車)。

平日・土曜日に、宇治山田発 大阪上本町行き、大阪上本町発 松阪行きで1日1往復で運転されていたこの鮮魚専用列車は、ことし3月13日、57年の歴史に幕を閉じた。

「鮮魚列車は伊勢志摩魚行商組合連合会の貸切車両として昭和38年9月21日から運行を開始したものです」

「その当時は荷物電車の車両を使用したり、1400系、2200系などの一般営業車両を使用していましたが、鮮魚列車としてモワ10形(旧1400形)・クワ50形(旧1500形)・モ600形(旧1420形・旧特急用2250形)・ク500形(旧3120形・旧奈良電1320形)を改造したのが鮮魚列車のはじまりです」(近鉄)

最後の鮮魚列車を担った3代目は、急行用車両をロングシート化など改造を施した2680系。その3両編成が解体などを担う高安検修車庫に運ばれた。

近鉄は、この鮮魚列車廃止後、伊勢志摩の魚介類を車体に描いたラッピング車両「伊勢志摩お魚図鑑」を導入。3月16日平日朝から、松阪から大阪上本町への一般列車の最後部にこの車両を1両を連結し、鮮魚運搬車両として運行を継続している。

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